【書評】僕は君たちに武器を配りたい

あなたは、コモディティ化しない自分の武器を持っていますか?

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僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫) [ 瀧本 哲史 ]

価格:550円
(2020/2/14 23:00時点)
感想(6件)

■タイトル: 僕は君たちに武器を配りたい

 

■著者:瀧本哲史

 

■ジャンル:自己研鑽

 

■要約:コモディティ人材にならずに、今後の資本市場で生き残っていくための武器=考え方が書かれている。

具体的には

コモディティ化を防ぐためには、既存の枠組みでもがくのではなく、イノベーターとなることを主張している。そのために、資本主義におけるルールをしっかり理解することの重要となる。

筆者が伝える武器としては、マーケター、イノベーター、リーダー、投資家のいずれになることを挙げている。

 

■ひと言:現代、特に最近の日本の状況(働き方改革、副業解禁など)において、どう生きるかを考えることが多いので、思考が整理されたと感じる。

企業の生存率は10年後には6%と言われているが、今後ある程度大きな企業においてもITの普及・グローバル化の加速により存続するとはわからない状況のため、個人でどう生きていくかはものすごく重要な要素となる。

新たに社会人になる方だけでなく、社会人でそれなりの年になってしまった方が改めて、今後の道筋を考えるには、読みやすく良書だと思う。