【書評】メモの魔力 The Magic of Memos
メモを取って、世界をかえませんか?
メモの魔力 -The Magic of Memos-【電子書籍】[ 前田裕二 ] 価格:1,463円 |
■タイトル: メモの魔力 The Magic of Memos
■著者:前田 裕二
■ジャンル:自己研鑽
■要約:著者前田氏が、実践しているメモの取り方を記載している。
メモを取る方法としては「ファクトの把握→抽象化→転用」という流れを紹介している。
ファクトの把握は事実の把握であり、思いついた内容を書き留めて、ネタをストックしておく必要がある。
難しいのは抽象化で、知覚した情報を具体化につなげることができる。
抽象化においては、「What」「How」「Why」を用いて、ファクトの背景を深堀りすることができる。
抽象化が終われば、あとは転用であり、これは抽象化した内容を他のビジネス等の発想への展開可能性を考えるものである。
本書では、メモを用いれば、新たなビジネスの可能性を広げるだけではなく、自分の本質とも向き合うことができると主張している。
■ひと言:メモというよりは、ノートでの思考の書きためという感じであった。
筆者の様に思いついたことを書き溜め、発想の転用を繰り返していけば、確かに思考能力・発想力は格段に上がると感じた。
マネしたいものの、根気がなかなかいるなと・・
これができたら、芸能人と付き合えるようになるかな・・
また、ビジネスへの転用だけではなく、自分と向き合うためにもメモの力はあると言っており、自分と向き合うための質問も掲載されているため、自分の本質をしるにはすごくよかったと言える(やりきるのが大変だったので、気になる点だけやることをお勧めする)。
この本は、思考の幅を広げたい方、自己分析を徹底的にやりたい方にお勧めの本と言える。