【書評】シンプルに結果を出す人の 5W1H思考
考え方のフレームワークを使ってるだけで満足してませんか?
シンプルに結果を出す人の 5W1H思考【電子書籍】[ 渡邉光太郎 ] 価格:1,980円 |
■タイトル: シンプルに結果を出す人の 5W1H思考
■著者:渡邉 光太郎
■ジャンル:自己研鑽
■要約:5W1Hの本当の使い方を主張している。
5W1H、
「なぜ」、「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何を」「どうやって」の組み合わせで、これらにより、物事のすべてが解決できると主張している。
従来の5W1Hと異なる点は、思考の順番を意識して組み合わせることにある。
問題に直面した時は、積算思考(具体から抽象)
人に動いてもらう時は、逆算思考(抽象から具体)など、使い分けることにより、本質的な思考を組み立てることができると記載している。
本書では、上記の活用法を具体的なケースに落とし込み説明がされている。
■ひと言:コンサルの仕事をしていると、MECEを意識しろとか、切り口は十分かなどよく言われる。そんな時によくあるフレームワークを駆使するものの、しっくりこなく何がいいのかわからなくなっていた。
この5W1Hの視点は、そんなときに出会った本で、フレームワークを使用しなくても、思考の整理(MECEの視点も含む)をするのにとても役立った。そのため、今でも物事を考えるときには5W1H思考で考えるようにしている。この思考で、状況を整理した後に、フレームワークに当てはまて行くとすっきりすると感じている。
よくあるフレームワークを使いこなせていないと感じる方、今までない発想を考えたい方にはものすごくお勧めできる一冊と言える。